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樹皮裏の不明幼虫 Name フッカーS 14/01/06(月)22:37 No.614   [修正]
今年最初の虫撮り(練馬区石神井公園)で見つけた幼虫の科が分からずに困ってます。撮影時は、この幼虫の姿を過去にネットで見た記憶があったのですが、いざ調べる段階になったら思い出せず・・・・。
とりあえず最初は、体側面に並ぶ突起がクサカゲロウ科に似ていたのでその線を当たりましたが、細長い牙が無い楕円形の幼虫は見当たらず。テントウダマシ(Endomychidae)は体側面の突起の先端が球形になっていないので、これも違いそう。Iceryaなどのカイガラムシも同様にハズレっぽい感じ。ベニヘリテントウをはじめとする Rodoliaも、一致する幼虫は見つからず。・・・・というわけで、該当しそうな幼虫が見つからなかった次第です。
しかし、この外見は過去にぜったい、どこかで見てるはず・・・・。それが思い出せないというのが悔しい限りです(笑)。
なお、この幼虫はケヤキの樹皮裏で見つけましたが、一緒にアミメアリが居たのにも驚きました(樹上で越冬するアミメアリを見たのは初めてでした)。

・・・・というわけで、この幼虫の所属する科はいったい何でしょう?
新年第一発、よろしくお願いします。

無題 Name フッカーS 14/01/06(月)22:39 No.615   [修正]
撮った画像は2枚のみです。

無題 Name Hepota 14/01/07(火)08:54 No.616   [修正]
ヨツボシテントウダマシの幼虫を拙ブログに載せたときに、ezoさんからメツブテントウ亜科という名前が出ました。その線で検索していたところ、以下のサイトの Sticholotis rugicollis Korschefsky - larva というのをみつけました。近そうです。
http://www.angelfire.com/bug2/j_poorani/ladybirds.htm#alphabetS

ブログの方はこちら。
http://blog.tamagaro.net/?p=3766

ありがとうございます! Name フッカーS 14/01/07(火)22:24 No.617   [修正]
Hepotaさん、回答ありがとうございます!
提示されたページを見てみましたが、Jauravia属とSticholotis属の幼虫画像はかなり似ていると思いました。おそらくテントウムシの類というところまでは当たってると感じました。
東京都本土部昆虫目録の記録を調べてみると、Jauravia属の記録は無く、Sticholotis属はムツボシテントウ(Sticholotis punctata)1種のみでした。ネット検索をしてみると、ムツボシテントウ幼虫の画像は全く見つからないので、「正体が分からない=ネット上に情報が無い」ということで、これがムツボシテントウ幼虫である可能性が高そうです。ムツボシテントウだと考えればケヤキの樹皮裏から出てきたのもごく自然に感じるのですが、今の時期は成虫しか見かけないので時期的な問題だけが残ります。アミメアリの大きさと比較して、ヒメテントウ並みに小さな成虫を想像していたので、大きさ的にもムツボシテントウの可能性は高そうです。
とりあえず、都内ではまだ同亜科のメツブテントウ(Sticholotis substriata)の記録は無いので、亜科が決まればムツボシテントウで確定となりそうです。まあ、飼育するのが一番ですが、ここ数年の樹皮めくりで初めて見つけられたほどのレアなものを、再度見つけられるかどうか・・・・。
体の外周にある突起のうち3対が白いなど、かなり個性的な外見をしているので、種類さえ判明すれば今後は見分けるのが容易になりますね。

まだ断定は出来ないので、まずは「ムツボシテントウの幼虫?」と「?」付きでファイルしておきたいと思いますが、いずれ正体がはっきり分かれば良いなぁと思ってます。
新年早々の悩みの種がほぼ解決出来て、スッキリ出来ました!情報ありがとうございました!また、何か分からないものがあったら、聞きに来ます(笑)。

無題 Name Hepota 14/01/07(火)23:05 No.618   [修正]
『テントウムシの自然史』に有益な情報が載ってますかねぇ。つぶやいてみますか。

無題 Name フッカーS 14/01/08(水)00:55 No.619   [修正]
「大阪のテン トウムシ」を発行してる大阪市立自然史博物館に聞いてみようと思ったら、リストにムツボシテントウの名前がありませんでした。大阪にムツボシは居ない?・・・・意外でした。
つぶやく・・・・つぶやく?ツイッターということですか?有益な情報が得られるなら是非(笑)。ちなみに、自分はツイッターなるものには未登録です(何だかよく分からないものなので、手を出そうと思わない・・・笑)。

無題 Name Hepota 14/01/09(木)09:40 No.620   [修正]
Aclerisさんから、情報をいただきました。
下のリンクの、1月7日のつぶやきを『開く』すると見れると思いますが
https://twitter.com/Hepota
いちおう引用しておきます。
「テントウムシの自然史、流し読みしてみましたがムツボシテントウの幼虫図はありませんでした。他のメツブテントウ類ではケブカメツブテントウに同じような乳頭状突起がありますが、胸部と腹部の突起が同じように発達していたのでこれも別種かも?」
やはりヨツボシでしょうか。
飼育が簡単だと良いのですが…
期待してますよ。

ツイッターはほとんどがゴミ情報で、通勤電車の中で漫画を読むような感覚で使うのかもしれません。スマホとかいうので。

無題 Name Hepota 14/01/09(木)16:43 No.621   [修正]
ムツボシテントウに関する追加情報。よくわからない。

ムツボシテントウの幼虫は未知
甲虫ニュース No. 045 (1979年) p. 10
http://kochugakkai.sakura.ne.jp/archive/elytra/coleo-news.html

ネット(虫ナビ等)では、「ムツボシテントウは成虫も幼虫もカイガラムシを食べる」という情報もあるが、ソースは明記されていない。

下記文献(pp. 73-77)によると、ムツボシテントウはカイガラムシの天敵として中国および日本からハワイに導入されたらしい。天敵として使われていたのなら、生態とかもわかっていそうな気がするが…。文献ではハダニを補食するとか。
http://scholarspace.manoa.hawaii.edu/handle/10125/11442

無題 Name Hepota 14/01/09(木)17:54 No.622   [修正]
原記載は4行。図なし。
http://www.biodiversitylibrary.org/page/9474203#page/223/mode/1up

無題 Name フッカーS 14/01/09(木)22:14 No.623   [修正]
いろいろ調べていただきありがとうございます。
あれからこちらでも調べていたんですが、原記載はよく見つけましたねー(私は見つけられなかった)。
しかし、ケヤキ樹皮裏で普通に見つかるテントウの生態がここまで謎に包まれてるとは意外というか、驚きでした。とりあえず、単為生殖という情報が確かなのであれば、樹皮裏からレアな幼虫を探すより、成虫を飼育して産卵させ、孵化した幼虫を飼育・・・の流れの方が容易な気がするので、そちらを試してみたいと思います。今週末にでも、ケヤキの樹皮めくりに行こうと思いますが、出来るだけ多くの個体を採集した方が良いでしょうね。
餌については、こちらでは成虫がフクロカイガラムシ科のサクラアカカイガラムシ(Kuwanina parva)を食べていたという情報がありました。ただ、サクラアカカイガラムシの寄種や発生時期がぼんやりしている上、どんな外見なのかがよく分かりませんでした。Kuwanina属を画像検索しても画像がヒットしないのですが、唯一見つけたKuwanina obscurataに似ているのだとすれば、ほぼ円形に近いアカカイガラムシっぽいヤツってことになりそう?
他には、クワシロカイガラムシの天敵として名前が挙がってますが、これが本当ならクワシロは寄種も多いし見つけるのも容易そうなので、これを試してみようかとも思ってます。
新年早々、なかなか興味深い展開になってきました(笑)。しかし、過去にムツボシテントウを飼育した研究者はいなかったのか・・・・それとも飼育が意外に難しくて失敗したのか?飼育してみれば、その真相がわかるかもしれませんね・・・・。

無題 Name フッカーS 14/01/12(日)18:31 No.624   [修正]
とりあえず週末に、ムツボシテントウの成虫を5匹採集してきました。以後はこのまま、室内で様子見です・・・・が、一度起こしてしまった成虫は、容器の中でちょくちょく動いているようで、冬を越す前に体力が無くならないか心配です。今の時期だと、餌になるカイガラムシを採ってくるのは無理だしなぁ・・・・・。

無題 Name Hepota 14/01/13(月)00:38 No.625   [修正]
いくつか可能性は考えられますが、どうでしょう。
(1) 寒いところに戻せば大丈夫なのか。
(2) アブラムシ、ハダニ、コナジラミ等を食べるかどうか。
(3) 冬に見られるカイガラムシ、イセリアワタカイガラムシ、ツノロウカイガラムシ等のおなかの中に既に卵はできていないか。できていたとして、その卵を食べるかどうか。あるいは卵を暖かいところにおいておくと孵化するかどうか。

無題 Name フッカーS 14/01/13(月)18:10 No.626   [修正]
冬に見られるカイガラムシ・・・・というのが、私が行く場所ではとりあえずオオワラジの若齢幼虫以外はほとんど見つからない状況です。たまにツノロウやワタコナを見つけても大抵死骸です。アブラムシやハダニ、コナジラミ等を食べてくれれば大助かりなんですが、可能性・・・・低そうですね。アブラムシを食べてる姿、見たことないですし。でもまあ、今度試しに何か小さくて動くものを入れてみましょうかね。アブラムシだったら、数はしごく少ないですが、たまにツバキの蕾上でコミカンなんかが居ますから。ツバキの葉を採ってくれば、もれなくコナジラミ幼虫類も付いてきますしね(笑)。

ちなみに、飼育5匹だとちょっと心細かったので、本日ケヤキ樹皮めくりに出かけ、追加の成虫10匹を採ってきました。これで合計15匹・・・・どれか1匹くらいは産卵まで辿り着いてくれるかなぁ・・・。

ワタフキロウカイガラムシ Name 西沢杏子 14/02/02(日)09:54 No.627   [修正]
あはようございます。フッカーさん、Hepotaさん、いつもお世話さまになっております。マニアックなやりとりで、ついていけない部分も多いのですが、わが家のミモザについている「ワタフキロウカイガラムシ」約10匹、がお役に立てないかと、メールしています。もし、お役に立ちそうでしたら、ミモザの枝と一緒に、お送りするか、お手渡し出来ますが、いかがでしょうか?

ありがとうございます。 Name フッカーS 14/02/03(月)01:11 No.628   [修正]
こんばんわ。カイガラムシ提供の申し出ありがとうございます。
実はその後、イセリアカイガラムシはこちらでも3匹ほど採集して与えてみたのですが、全く食べてはくれませんでした。小さなムツボシテントウにとって、イセリアカイガラムシはちょっと大き過ぎるといった感がありましたが、食べないのは単に大きさの問題だけではないのでしょう。イセリアカイガラムシの天敵はヒラタテントウ亜科のベダリアテントウで、ベダリアテントウはその他のカイガラムシは食べませんので、おそらくムツボシテントウ(メツブテントウ亜科)もカイガラムシなら何でも良いというわけでは無い・・・というのが結論になりそうです。そんなわけですので、せっかくの申し出ですが・・・・。
しかし、ムツボシテントウの生息数から考えて、希少なカイガラムシがエサだとは考えられないので、まだ与えていない種類のごく普通のカイガラムシがエサだと想像しています。それが判明するまで、いろいろ試してみるつもりです。今は季節的にカイガラムシが少ないので、もう少し経ってから本格的にエサ探しをする予定です。

よく追求されますね! Name 西沢杏子 14/02/03(月)09:25 No.629   [修正]
フッカーSさん(昨日はSを抜かしてしまい、すみません!)おはようございます。Hepotaさんもそうですが、フツウの人があまり見つけない虫を、とことん調べられ、追求されること、感心してしまいます。確かにこのカイガラムシは大きいですね。ここ数日の温かさで、どんどん肥大化している気がします。

無題 Name TKM事務局 Home 14/03/27(木)01:49 No.630   [修正]
 この幼虫はムツボシテントウでいいと思います。以前飼育したことがあります。越冬中の成虫を採って来てルビーロウカイガラムシを与えていたら幼虫が発生しました。私が飼育したのは春〜初夏ですが冬に幼虫が見られたというのは意外でした。
 以下のような記述が下記報文にあります。
松原 豊,2003,東京都のテントウムシ科,LEPTALINA,(151-156):621-644
『ケヤキ樹皮下で越冬しているのがよく見つかるが、他にムクノキ、アキニレ、エゴノキ、サクラ、シラカシでも採集している。
 樹皮下で越冬した成虫は、越冬後も樹幹で生活し、終齢幼虫も同じく樹幹で見られる。蛹の観察例は少ないが樹皮下で発見されている。樹幹に寄生するカイガラムシ等を食べていると予想されるが詳細は不明である。飼育下ではルビ−ロウカイガラムシを餌として全齢期を飼育できる。』

ありがとうございます! Name フッカーS 14/03/28(金)16:33 No.631   [修正]
TKM事務局さま、回答ありがとうございます!ムツボシテントウの幼虫と分かり、やっとモヤモヤが晴れました。
冬に室内で飼育していた成虫は、エサが分からなかったのと環境的な問題で残念ながら全滅してしまいましたが、飼育の情報が得られたのでこちらでも是非春の時期にそれを試してみたいと思います。ケヤキなどの樹皮裏で相変わらずムツボシテントウ成虫はちょくちょく見かけますし、ルビ−ロウカイガラムシが大量に発生している場所もちょうど見つけたばかりでしたので、今度こそ全ステージの飼育確認を成功させてみたいと思ってます。
なお、観察例が少ないというムツボシテントウの蛹と思しきものも、今年の冬にやはりケヤキの樹皮裏で見かけました。


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